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ED (勃起障害)

はじめに

EDとは、「Erectile Dysfunction」の略で、勃起障害のことをいいます。

「性的な刺激があっても十分に勃起しない」、「勃起が続かないために、満足のいく性行為ができない」状態をいいます。「若い時は硬いのが長続きしていたのに・・・」と、年齢が上がるにつれて程度の差はあれどみんな勃起力は落ちていきます。ただ、年齢だけでなく、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が原因の方や、抗うつ剤を服用中など薬剤性EDの方もいるため、1人1人個別の対応が必要になります。EDについて誰にも相談できず悩んでいる方もいるかと思いますが、これからの性生活を豊かにするため、自信を取り戻すため、勇気を出してみませんか?EDは治療が可能です。

当院で取り扱っているED治療薬

当院で取り扱っているED治療薬は全てジェネリック医薬品になります。先発品と同等の効果がありながら価格も抑えることができるためです。バイアグラのジェネリックである「シルデナフィル」、レビトラのジェネリックである「バルデナフィル」はいずれも安全な国内メーカーの商品です。

ジェネリック シルデナフィル
(50mg)
バルデナフィル
(20mg)
販売元 大興製薬株式会社 東和薬品
 
販売価格
(税込)
900円/1錠 1,500円/1錠
特徴 バイアグラの後発品で歴史が古い
値段が一番安い
即効性あり、30分で効果発現
硬さが出やすいのも特徴
服用の
タイミング
食前30分前の服用
性行為1時間前
作用時間 約5時間 約8時間
副作用 頭痛、顔のほてり、動悸、鼻詰まり
処方
できない
患者
  • 硝酸剤(ニトロ)服用中
  • アミオダロン服用中
  • リオシグアト服用中
  • 重度の肝機能障害
  • コントロール不良の低血圧、高血圧
  • 脳梗塞・心筋梗塞発症6か月以内
  • 網膜色素変性症
  • 硝酸剤(ニトロ)服用中
  • 抗不整脈薬、抗真菌薬服用中
  • リオシグアト服用中
  • 重度の肝機能障害
  • コントロール不良の低血圧、高血圧
  • 脳梗塞・心筋梗塞発症6か月以内
  • 網膜色素変性症

EDの原因

EDの原因は、大きく分けて「身体的要因」と「心理的要因」があります。

身体的要因 (器質性ED)

動脈硬化

高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病をお持ちの方は全身の動脈に動脈硬化をきたします。動脈硬化とは、動脈の壁が厚くなって血液の通り道が狭くなるものです。動脈硬化による血流不良は陰茎においても例外ではありません。性的な刺激が加わっても、十分な動脈血が陰茎に送られないことで、硬さが不十分になります。

神経の障害

脳梗塞や脳出血による脳の障害や、交通事故や手術 (直腸癌手術や膀胱癌手術) による神経の損傷、糖尿病による末梢神経障害があると、性的な刺激がうまく伝わらず勃起が難しくなります。糖尿病は、動脈硬化と末梢神経障害のダブルパンチでEDの原因となる疾患です。

薬の副作用

年齢が若いのにEDの患者さんは、自身の内服薬がEDの原因になっていないか確認しましょう。降圧剤、抗うつ薬、前立腺肥大症治療薬などがEDの原因になることがあります。

降圧剤 利尿剤 スピロノラクトン、トリクロルメチアジド
β遮断薬 アテノロール、ビソプロロール
カルシウム拮抗薬 アムロジピン、ニフェジピン
抗うつ薬 SSRI セルトラリン、エスシタロプラム
SNRI デュロキセチン、ミルナシプラン
三環系抗うつ薬 イミプラミン、アミトリプチリン
前立腺肥大症治療薬 α遮断薬 シロドシン、タムスロシン
5α還元酵素阻害薬 デュタステリド、フィナステリド

ED診療ガイドライン[第3版]

睡眠時無呼吸症候群

就寝中、大きないびきや無呼吸が頻回に出現し、何度も目が覚めることで、日中に強い眠気や倦怠感、集中力低下などの悪影響を認めるものです。睡眠時無呼吸症候群がなぜEDを起こすのかは研究段階ではありますが、EDの患者さんが睡眠時無呼吸症候群の治療によってEDが改善することが報告されています。
喫煙・飲酒:たばこや過度な飲酒は、血管や神経に悪影響を与え、EDを引き起こしやすくします。

喫煙

非喫煙者と比較し、喫煙者では有意にED患者が多いとの報告があります。また、喫煙本数が多ければ多いほどEDになりやすいとの報告があります。

心理的要因 (心因性ED)

ストレスや不安

仕事や人間関係のストレス、パートナーとの関係性の問題が影響します。

自信の喪失

EDが原因で過去に満足な性行為が行えなかった場合、「今回もうまくいかなかったらどうしよう」という性行為中の不安が勃起を妨げることがあります。

まとめ

ED治療薬は全ての患者さんに処方できるものではありません。併用禁忌薬を服用中にED治療薬を服用したことで致死的な転帰を辿った報告もあります。体調や既往歴、内服薬の確認のため、初診につきましては対面診療が必要ですが、2回目以降は、患者さんの希望によりオンライン診療が可能です。

EDに悩まれている方はぜひ一度ご相談ください。豊かな性生活を送れるよう一緒に考え、あなたに合ったED治療薬を選択していきたいと思います。

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