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高血圧症

「皆さんの血圧の安定化と将来の動脈硬化リスクの低減に向け、私たちとともに歩みませんか?」

「四街道みんなのクリニック」は、地域に根ざした“みんなに寄り添うかかりつけ医”として、多くの方が抱える「高血圧」という健康の悩みに真摯に向き合います。

生活習慣病の1つである高血圧は、糖尿病、脂質異常症などと並び、治療せずに放置すると動脈硬化が進み、脳梗塞・心筋梗塞・心不全・大動脈解離などを生じ、脳動脈瘤の破裂によるクモ膜下出血など重大な合併症リスクが高まります。高血圧の非常に厄介なところは、これら重大な合併症が発生するまでほとんど無症状で経過するという点です。無症状のため、健診で引っかかってもどうも病院を受診する気が起きない、そんな疾患です。

当院では、生活習慣の改善から降圧薬まで、最新のガイドラインに基づいたトータルケアを提供し、将来の血管トラブルを未然に防ぐ支援をしています。健診で血圧が高いと指摘された場合は、ぜひお気軽にご相談ください。 

院長

高血圧は脳梗塞や心筋梗塞を発症するまで無症状のサイレントキラー!!
無症状の「大切な今」がずっとずっと続くように、私たちが一緒にいます。

 

高血圧症

① 血圧って何?

血圧とは、心臓から送り出された血液が動脈の壁を押す力のことです。脈は「ドキ」「ドキ」と聞こえると思いますが、ざっくり説明すると「ド」が収縮期血圧といい、心臓が血液を押し出した時の一番高い血圧で、「キ」が拡張期血圧といい、心臓が膨らむ時の血圧を指します。動脈内は血圧0になることはありません。例えば、正常の血圧である120/70mmHgの方は、だいたい70~120mmHgの範囲を行ったり来たりすることで全身の組織に血液を届けている状態だとわかります。

② 高血圧症とは?

日本高血圧学会

自宅で毎日血圧を測定したときに、

  • 収縮期血圧 (上の血圧) が135mmHg以上
  • 拡張期血圧 (下の血圧) が85mmHg以上

だと、高血圧症となり動脈硬化が進行するリスクが高まります。

※白衣高血圧:家庭血圧は正常だが、診察室で測定すると血圧が高値の人

※仮面高血圧:家庭血圧が高値だが、診察室で測定すると血圧が正常の人

③ 本態性 vs 二次性

本態性高血圧症

長年積み重なった生活習慣が影響、高血圧の家族歴などが関与するもので、高血圧症の約90%を占めるとされています。

二次性高血圧症

生活習慣が原因ではなく、別の病気が影響して血圧が高くなっている場合を指します(腎疾患・内分泌疾患・薬剤性など)。原因を治療すれば血圧が正常化します。

④ 動脈硬化とは

高血圧が続くと、動脈の壁に過剰な負荷がかかり、血管壁が厚く硬くなっていきます。これを「動脈硬化」といいます。血管壁が厚くなった部位は内腔が狭くなり、いずれ閉塞するリスクがあります。心臓の血管が詰まれば「心筋梗塞」を発症し、脳や首の血管が詰まれば「脳梗塞」を発症するわけです。

⑤ 主な合併症

  1. 脳血管障害(脳梗塞・脳出血・脳動脈瘤・クモ膜下出血)
  2. 心臓疾患(心筋梗塞・狭心症・心不全)
  3. 大動脈疾患 (大動脈解離・大動脈瘤)
  4. 腎合併症/末梢動脈疾患
  5. 眼科疾患 (眼底出血・視力障害)

検査・診断

① 受診・初診予約

「最近血圧が高め」「健診で指摘された」「家で測ったら上が140以上あった」など、気になる方はぜひご予約ください。

② 問診・身体診察・血圧測定

初診時には、問診(生活習慣・服薬歴・家族歴・睡眠・飲酒・喫煙・職場ストレスなど)・身体診察・血圧測定等を行います。

③ 必要な検査

血圧異常の程度・合併症リスクを評価するため、以下のような検査を行います:

血液検査(腎機能・電解質・脂質・血糖・尿酸・ホルモンなど)

高血圧の患者さんは、同じ生活習慣病である糖尿病や脂質異常症などを合併している場合が多いため、血液検査で検索します。また、上述したように二次性高血圧症の可能性を鑑別するために副腎機能や甲状腺機能も必要に応じ調べます。

尿検査(蛋白・潜血)

高血圧により腎障害を呈している場合は、血液検査だけでなく尿検査でも異常が生じる場合があり、尿蛋白や尿潜血の有無により腎障害の程度を把握することが可能となります。

心電図・胸部レントゲン・頸動脈エコー

心電図や胸部レントゲン検査で不整脈の有無や心不全の有無を調べます。頸動脈エコーで動脈硬化の有無を確認します。

家庭血圧の記録

血圧手帳やアプリを利用し、可能な限り毎朝毎晩、家庭血圧の測定をお願いしています。

家庭血圧の記録は、私たちが治療内容を決定する上で最重要なデータになりますため、何卒よろしくお願い致します。

④ 治療・フォローアップ

(1)生活習慣の改善

高血圧治療の基盤は“生活習慣の改善”です。以下の点を丁寧にサポートします:

  • 減塩(目安:1日6 g未満を目標)
  • 適正体重維持・肥満解消
    →肥満なだけで血圧が上がるため、正しい食事療法、運動療法で適正体重を目指しましょう。当院では自費診療で医療ダイエット (肥満治療) も取り扱っております。
  • 運動習慣(有酸素運動・筋トレの併用)
  •  禁煙・節酒(特に大量飲酒)
  • 十分な睡眠・適切なストレス管理・寒暖差への配慮
    →睡眠時無呼吸症候群があると、それだけで高血圧の原因となります。
    「いびきが大きい」「家族から、息が止まっていると言われた」「日中の眠気が毎日ひどい」など気になる症状があれば、睡眠時無呼吸症候群かもしれません!食事療法や薬剤治療中でもコントロールが不良な場合は睡眠時無呼吸症候群の治療が必要かもしれません。
  • 排便・便通の管理(便秘によりいきむと血圧が上昇します)
(2)降圧薬治療

生活習慣改善だけでは正常な血圧に達しない場合は降圧薬の力を借りましょう。ガイドライン(日本高血圧学会)に準拠し、皆さんのライフスタイル・合併症リスク・副作用などを考慮し、最適な薬剤選択を行いますね。

(3)通院頻度
  • 通院頻度:初期は2週間ごとに経過を追い、安定してきたら1ヵ月間隔で経過を追います。
  • 年1回は頸動脈エコーにて動脈硬化の評価を行います。

よくあるご質問(FAQ)

Q:高血圧治療って、いつから必要?

A:家庭血圧で135/85mmHg以上の場合は、食事運動療法より開始します。頭痛やめまいなど高血圧による症状がある場合は緊急で血圧を下げる必要があります。(高血圧緊急症)

Q:自宅で血圧測る意味は?いつも同じ数値だからもう測らなくていいよね?

A:院内で1回測定しただけでは高血圧かどうかも不明ですし、治療中の患者さんでは治療により血圧コントロールが良好かどうかも評価ができません。また、“白衣高血圧” (院内だけ高血圧) や“仮面高血圧” (院内だけ正常血圧) を見逃すことがあります。

同じ血圧が毎日続いているかどうかを見たいため、お忙しいとは思いますが測定の継続をよろしくお願いします。どうしても無理な場合は、朝だけや1日おきなどでも、「全く測定しない」よりは十分な情報が得られます。

Q:血圧をどこまで下げれば良い?

A:家庭血圧で135/85mmHg未満を目指します。

Q:生活習慣を変えるのって大変…どこから始めれば?

A:まずは「減塩」「週2〜3回の運動」「禁煙・節酒」「質の良い睡眠」を目標にしましょう。大事なことは、無理をしないことです。一気に頑張っても生活習慣が戻ってしまう可能性が高く、長年沁みついた生活習慣は短期間では修正が難しいと考えます。少しずつでよいので、私たちと歩んでいきましょう。

院長あいさつ

「四街道みんなのクリニック」 院長 古来貴寛です。

“高血圧”は、多くの方が「何となく血圧が高いから薬を飲んでいる」あるいは「血圧くらい放っておいても…」と軽く考えがちな疾患かもしれません。無症状なのがそう思わせる原因だと思います。「サイレントキラー」と言われるように、無症状から脳梗塞など急激な発症をきたす怖い病気です。

当院では、血圧の数値だけを見るのではなく、「みんなの血管を守ること」を高血圧診療の柱としています。地域のみんなが、将来にわたって安心して生活し、ずっとずっと無症状で元気な毎日を過ごせるように願っています。私は高血圧症ではないですが、いつも高めなので食事や体重、睡眠不足などに注意しながら生活しています。みんなと一緒に頑張ります!

 

医療法人社団 昂花会
四街道みんなのクリニック
院長・医学博士 古来貴寛

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